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たけのこのゆで方を解説します。おせち担当者がゆでてみました!

   

今回おせちやブログでご紹介するのはたけのこのゆで方です。美味しくたけのこをゆでるために必要な材料から、たけのこのゆで方の手順も詳しく解説いたします。

実際に私も家でたけのこをゆでてみたので、その時の写真も一緒にわかりやすくレポートしますね!

春ならではの食材の代表選手たけのこ。当店のおせちにも山城産のたけのこの土佐煮が入っています。

今では水煮になったたけのこが一年中食べられますが、せっかくなので、ぜひ今年は旬のたけのこをゆでてみてはいかがでしょうか(o゚▽゚)o

おせちやの「京都山城産たけのこの土佐煮」

また、たけのこの話題のオマケに、ちょっとしたたけのこ豆知識もご紹介いたしますね。おうちでたけのこを食べる時にぜひご家族の皆様にも教えてあげてください♪(*゚-゚*)

たけのこのゆで方を解説します

材料

  • たけのこ…適量(なるべく収穫から時間がたっていないものがおすすめです)
  • 米ぬか…たけのこ1本に対して一つかみ(2~3本に対して約1カップ)※米ぬかがない場合は生米大さじ3
  • 赤唐辛子…1~2本(お好みで。なくても大丈夫です)

たけのこのゆで方の手順

外皮をはがします

たけのこのゆで方_外皮を剥く

まずは、たけのこの外皮(茶色くて硬くてけばけばした皮)をはがしましょう。2~3枚ほどはがせばOKです。

一番外側の茶色い硬い皮は捨てるようにしていますが、外皮を2~3枚はがすと姿を現す内側のちょっと色が薄くなった黄色っぽい柔らかい皮の数枚は「姫皮」と呼ばれます。姫皮は調理次第で食べられますので、とっておくようにしましょう♪

根本のボツボツを削り落とします

たけのこのゆで方_ボツボツをとる

根元のボツボツを削り落としましょう。

ちなみに、このボツボツの正体「根っこ」の部分なんです!

きっと、おうちにたけのこが届いた頃には黒い色をしていると思いますが、掘りたてほやほやの時は赤い色をしているんですよ。

掘りたてのたけのこ

市場で見かけた掘りたてほやほやのたけのこです。ボツボツが赤いのが見えますね。

はじめて見たときは驚きましたよ!(笑)

穂先を切り落とします

たけのこのゆで方_穂先を切り落とす

穂先を斜めに切り落としましょう。コツは、穂先を切り落とした断面がなるべく広くなるように、です。断面が広くなると火の通りがよくなります。

このとき実の部分を切り落とさないように気を付けましょう!

1本の切り目を入れます

たけのこのゆで方_1本切り目を入れましょう

上から縦に1本切り目を入れましょう。深さ1cmくらいのところまでで、実を傷つけないようにするのがポイントです。

この切り目のおかげで、皮の中まで水が入りアクが抜けやすくなります。

お鍋に入れて、中火~弱火でじっくり煮ます

たけのこのゆで方_米ぬかと唐辛子とじっくり煮る

たけのこがすっぽり入る大きさの鍋に、たけのこを入れ、米ぬか唐辛子も入れ、完全にたけのこが隠れるくらいたっぷり水を入れましょう。

まずは中火にかけ、沸騰したら中火~弱火にして落とし蓋をします。落し蓋は、たけのこが浮いてこないように、お皿などを使って落とし蓋にしてくださいね。

中火~弱火にして50~60分ほどじっくり煮ましょう。途中で水が減ってきたら水を足しながら、時間をかけて煮てくださいね。

たけのこのゆで方_落し蓋をしてじっくり煮ます

ぐつぐつ煮ていると、キッチン中にたけのこと米ぬかの甘~い香りがいっぱいになります♡お腹が空きますね。。。(๑´ㅂ`๑)

たけのこが大きい場合や、収穫から時間が経っている場合は、少し長めにゆでて煮るのがポイントです。

竹串を使って煮加減を確認します

たけのこの身の太い部分に竹串をさして、スッと通ることが確認できたらOKです♪

お鍋の火を止めましょう。

そのまま自然に冷まします

お湯は捨てずに、そのまま自然に冷ましてください。だいたい半日から一晩はかかる見込みです。

完全に冷めたら出来上がり!

完全に冷めたら、米ぬかを洗い流して、切り目から皮を開くように剥いてください。

水に漬けて密閉して、冷蔵庫で保存してください。濁ったら水を変えながら5日~1週間保存可能です。なるべく早めに食べるのが一番おすすめですよ!ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”

また、最初に説明した「姫皮」という先のやわらかい皮の部分は、和え物などにして召し上がってみてくださいね♪

たけのこをゆでる時の2つのポイント

たけのこをゆでる時のポイントは、アク抜きと、時間です!

じっくりゆでて、じっくり冷ますのが美味しく食べるコツです。

ゆでるとたけのこのあまーい香りがしてくるので、冷めるのが待ち遠しくなっちゃいますが、そこはグッと我慢してくださいね。

たけのこのゆでかたと剥き方の動画です!詳しくはこちらの動画ご参考に~!

たけのこ豆知識

たけのこの選び方

全体がずんぐりと太めで短め、皮が薄茶色で濃い色になっていないものを選びましょう。
伸びすぎて長いものや、日に当たって緑がかったものや黒っぽいものは、えぐみが強い可能性あります。
また、持ったときに手にずしりと重みがあり、しっかり巻いてあるというのもポイント。
切り口は、白くてみずみずしいものがおすすめです。

たけのこは採ってすぐにえぐみの原因となるアクが出始めます。
時間がたてばたつほど、アクがでて苦みやえぐみが強くなるので、
買ってら、なるべく早く調理してください。

筍と竹の子の違い

さて、たけのことあえてひらがなで書いてきましたが、たけのこの漢字には、「筍」「竹の子」と書く場合があります。その違いってご存知ですか?あまり意識して使ってきていませんが、ここで違いを確認してみましょう。

「筍」と書く場合

「筍」は竹かんむりに「旬」と書いています。

たべものの「旬」は10日を区切りにして、初旬、中旬、下旬と分けています。

竹は成長が早いことから、芽が出て10日までが美味しい食べ頃となることから、食べることができるたけのこを「筍」と書き、旬を過ぎて食べることができなくなるたけのこのことを「竹の子」と書くというのが違いだと言われているそうです。

ただし、どちらも「竹」の「子供」の意味であることから、どちらの漢字でも間違いということはないそうです。

「竹の子」と書く場合

確かに「竹の子」と書くとあの緑のスッと伸びた「竹」の子供を連想することができますが、「筍」と書いたら、春の旬を迎えた茶色い皮のやわらかいたけのこを思い出しますね。

こちらの記事で実際にゆでたたけのこは、実は私が掘ってきたたけのこなんです!

たけのこ掘りに行ってきました

こちらのブログ記事でご紹介した、実際にゆでてみたたけのこは、実は私が掘ってきたたけのこなんです。

友人たちと一緒にたけのこ掘りに行ってきました。

自分で掘ってきたたけのこを自分で調理して食べるのは愛着もひとしおです!いちだんと美味しく感じましたヾ(´∇`。*)ノ

山で見つけたかわいいたけのこ

山で見つけたたけのこの頭です。小さくて可愛らしく見えますが、地面の下には立派なたけのこが埋まっているんです!

ちょうど掘り頃のたけのこの印ですよ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

友人おすすめのたけのこレシピ「たけのこカプレーゼ

たけのこのカプレーゼ

また、ゆでたたけのこを友人おすすめのレシピで調理して食べてみました。

モッツアレラチーズを薄切りにして、シンプルにゆでたたけのこを上に載せ、オリーブオイルをたっぷりかけました。仕上げに山椒をふりかけたら完成です☆

木の芽があるともっと風味豊かになると教えてくれましたよ♪

白ワインが進みます…♡

たけのこが生えている様子のことが知りたい方におすすめのブログ記事

ちなみに、おせちやの担当者として京都にあるたけのこ産地を訪問した時のレポート記事も書きました。

たけのこが生えている爽やかな竹林の様子を動画でも撮ってきたので、ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。

https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/blog/17

長年ご協力いただいているたけのこ産地の皆様、いつもありがとうございます!

あとがき

みなさん、たけのこは「ゆでたことない。」「ゆでるのが難しそう。」と倦厭してしまっていませんか?

意外とやってみると簡単ですよ。なにより旬のたけのこをゆでると味が濃くて甘さをたっぷり感じられます♪

旬のものを食すと病気にならないとよく言いますので、どうぞチャレンジしてみてください!

春といえば、花粉症もピークで毎日の外出が大変な時期ですね(*゚-゚*)

私はスギとヒノキの花粉にも反応するため、5月のGW明け頃までマスクが手放せません…。

とはいえ、春は桜が咲いたり、春ならではの食材が食べられたり、楽しみがいっぱいなので、前向きに仕事も取組みます!

今日もおせちやのブログをお読みいただきありがとうございます!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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中井

2005年入社。惣菜管理士1級。通販事業部の部長として、オージーフーズのおせちの企画、販売、出荷と、おせちやの運営が私の仕事です。おせち料理は年に一度のとっておきの食事です。毎年最高のおせち料理をお届けするために365日おせちと向き合っています。

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