「おせちの購入は高いけれど、手作りの予算はどうなの？」と疑問を抱いた事はありませんか？お正月は華やかさを演出したい反面、コスパも考えたいところ！「おせちの手作り予算が気になる！」「結局買うのと作るのどっちが安い？」など、こちらの記事ではおせち料理のコスパにまつわる素朴な疑問を解決していきます。

型にハマらない今風おせち料理が人気

おせち料理といえば、重箱に美しく詰め込まれた日本料理をイメージする方は多いでしょう。しかしインスタやTickTockが世間の注目を集める令和時代、おせちの品を洋皿に美しく盛り付け、まるでフレンチのように魅せて楽しむ風潮が人気を呼んでいます。

例えば洋風おせちには、野菜のピクルスやカプレーゼ、ミートローフなどがありますが、“従来のおせち”という枠にとらわれないところが、最近の傾向として大きいようです。おせち料理に様々なアレンジをきかせつつお祝いができるのは、今の時代ならではかもしれませんね！

【手作り】・【購入】・【手作り＋購入】と、ご家庭にあった方法で楽しむことができる近年のおせち料理。ローストビーフやミートローフなど手間がかかるものは購入し、箸休めや手軽に作れる品は手作りと、カジュアルさを備えた正月料理もまた素敵です。

購入おせちと手作りおせちの値段の差

重箱おせちを購入する場合、手ごろな価格でも多くは１万円を超え、高級おせちでは１０万円以上と値段の幅に広がりが見られます。イクラや数の子、海老といった高級食材を使用することから値が張るほか、送料や人件費、また企業は商品開発に力を入れていることから、どうしても高値が設定されがちなのです。

では、おせち料理を手作りする場合、どの程度の金額に抑えられるのでしょうか。各品目ごとの金額相場は以下の通りです。

扱う材料は各ご家庭で異なり、材料の金額も一概には言えないところですが、かかる費用は材料費と光熱費に抑えられます。

事前に予算を決め、予算内でできる料理を検討すればお財布に優しく納得の範囲に納めることができるでしょう。こうしたコスパの良さは、手作りおせちならではの大きなメリットだと言えます。

≫おせち料理の相場は？購入前に知っておきたいこと徹底解説！
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手作りおせちはどうやって作る？

「おせちを手作りしよう！」と意気込んだは良いものの、続いての悩みどころは「どうやってつくればいいの？」ではないでしょうか。

おせち料理を食べる目的は、家族で食を楽しみつつ新年を祝うことにあります。日本文化として元旦には年神様と一緒におせちを頂くとありますが、正月料理の多様化が進むなか、和洋折衷おせちは老若男女問わず人気となっています。

こうしたところから、おせち料理を作る際にはまず、料理の方向性を決めることをオススメします。和×洋おせち・和×中華・イタリアン・フレンチなど、家族が好む料理タイプを決めておくと手作りしやすくなるでしょう。

難しい料理は購入！手作りとの組み合わせでバランスを取ろう！

おせち料理をせっかく手作りしたのに失敗してしまっては、とても悲しいものです。また料理によっては1～2時間費やすものもあり、茹で時間の見極めや飾り切りなど、初心者にはだいぶ難しいのがおせち料理でもあります。

そこで、昆布巻きや黒豆、ローストビーフなど作るには少々ハードルの高い料理は、購入することで手間を削り、”購入＋手作り”でバランスを取ると“質と値段”の見合う正月料理が完成するでしょう。下記では和食・洋食の失敗しづらい正月料理をいくつかご紹介しています。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか！

簡単おせち料理　～和食編～

お煮しめ

根菜類をじっくりと煮込み味を染み込ませるお煮しめは、人気の定番料理です。普段から手作りするご家庭も多く、正月料理の一品として作るのに適しています。

お煮しめは、旬の時期に収穫した食材を一つの鍋で煮立てることから、家族が仲良く暮らし、未来永劫繫栄するようゲンが担がれています。

お煮しめを上手につくるポイントは、具材をそれぞれ均一の大きさにカットすることです。こうすることで盛り付けた際にそれぞれの色がバランスよく見え、サイズが整うことで食べやすくなります。

人参などはひと手間加えて飾り切りに！華やかで心落ち着く一品に仕上がります。

紅白なます

テーブル全体に華やかさをもたらす紅白なますは、調理時間約10分と手間がかからず、切って和えるだけで完成する簡単料理です。

紅白なますの紅白は紅白水引を表現したものであり、大根とニンジンを使うことで、根菜のように深く根を張り、家や家業が代々安定して続くよう願いが込められています。家族の平和という縁起をかついだ料理であると同時に、日持ちしやすい酢の物にすることで三が日に適した一品となります。

作り方は、大根とニンジンを細めの千切りにし、酢、砂糖、塩、昆布だしなどと合わせ、味が馴染めば完成です。千切りしたゆず皮をのせていただけば、口の中で上品な香りが感じられ爽やかさがプラスされます。

ぶり照り焼き

出世魚として名高いブリはおせち料理の定番食材であり、重箱おせちではアワビや海老といった高級食材が並ぶ二の重に収まります。立身出世や子孫繁栄を願った意味が込められており、新たな門出を祝う席で重宝されます。

ブリは照り焼きや塩焼きなど普段使いされる魚であるため、いつもの馴染みある味で新年を祝うのも良いですね。

簡単おせち料理～洋食編～

ピンチョス

おしゃれおつまみの定番ピンチョスは、肉や魚、野菜などの食材をピックで刺し、片手で手軽に食べられる人気の料理です。スライスしたフランスパンに具材をのせて食べやすくしたものなど、様々なアレンジが利くところも見て楽しい部分でしょう。

作り方は好きな材料を刺すだけなので、こどもたちと一緒に作ることもできます。
作る工程から楽しめるお手軽な一品です。

野菜のピクルス

彩豊かに仕上がる野菜のピクルスは、あらゆる野菜をチョイスできるため材料に困ることがないでしょう。赤や黄のパプリカやブロッコリー、カリフラワー、かぶなど、お好きな野菜を試せる点が嬉しいところです。

洋風おせちにはワインが合うことから、箸休めの一品としてとてもオススメ！
おしゃれ感の演出にこだわりたい洋風おせちは、ガラス製の器や小さなグラスを使用して盛り付けると、豪華な見た目に気持ちも盛り上がります。

予算を決めた手作りおせちのコスパが良い

おせち料理の多様化が進み、今ではおしゃれおせちが人々の人気を集めているようです。伝統的な重箱おせちだけでなく、和洋折衷できれいに盛り付けられた今風おせちがSNSで取り上げられ、さらに手作りでコストを抑えた工夫は何よりの魅力です。

安さと豪華さの両方を備えた手作りおせち！失敗しやすい料理は購入し、簡単で手間いらずな料理は手作りにするなど、バランスを取ったチョイスでお正月を楽しんでみてはいかがでしょうか！

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㈱オージーフーズ おせち事業部

大好物は大粒の黒豆！ 食育アドバイザーという資格を活かし、子どもたちに日本の食文化を広く伝えていきたいと思うワーキングママです♪

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