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飾り切りとは!○○を使えば意外と簡単!?こどもも挑戦できる見た目豪華な飾り切り

   

おせちや_かまぼこ「新川」_盛り付けイメージ2

お料理の見た目に華やかさを添える飾り切り。おせち料理やハレの日の食卓で見かけることも多く、作り手の真心が伝わる日本の伝統料理です。

間もなく迎える桃の節句では、にんじんを使った“ねじり梅”や大根を使った“扇”など、飾り切りで食卓を彩る方も多いのではないでしょうか。

飾り切りは一見すると難しそうですが、じつは普段からキッチンに置いてある小道具を使うだけで簡単に完成する調理法でもあります。

「飾り切りに挑戦してみたいけれど包丁さばきが難しいのでは?」と思う方も、身近な便利グッズを使ってぜひトライしてみてはいかがでしょうか!

パーティだけでなくおもてなしの時にも大活躍の飾り切り。食材をより美しく見せる技法を丁寧にご紹介していきます。

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日本の伝統美”飾り切り“とは

おせちや_かまぼこ「新川」_職人さんの手

日本の食文化では四季折々の食材を使い飾り包丁を入れることで、見た目に美しく芸術を感じさせる細工が施されます。

とくにお正月や結婚式など、ハレの日に頂く料理では飾り切りされた根菜や練り物が豪華さを演出し、祝い事をより一層盛り立てますね。おせち料理では、ゆり根やサトイモ、シイタケといった食材が数多く並びますが、こうした野菜根菜類にも飾り切りが度々用いられます
おせちに使う野菜は何種類?おせち料理に使われる野菜まとめてみました
はコチラからご覧いただけます☆↑↑

諸説ありますが飾り切りのルーツをたどれば、遥か昔現在の京都で生まれた料理技法とされています。味だけでなく見た目を重視しお客様をもてなす京料理は、飾り切り発祥の地と言われれば納得もいくものです。

日本の料亭では花板(はないた)と呼ばれる総料理長を筆頭に、二番、煮方、椀方と役職(地位)が決められています。

調理作業を監督する花形には「切る」という重要な調理があり、食材の良さを生かしながら季節感を出しつつ、繊細に飾り切りを施していきます。

包丁を巧みに使いおもてなしを表現する飾り切りは、まさに美徳溢れる和の心と言えるでしょう。

クッキー型を使う!”にんじんのねじり梅”のつくり方

お雑煮や澄し汁、煮物などで存在感を放つねじり梅。見た目もかわいらしく、お椀のなかで小さく咲く花を見つけたら大人もこどもも嬉しいですね。

ねじり梅は飾り切りの定番とも言えますが、「自分で切るには難しそう…」と印象を覚える方も多いものです。

今回は、簡単に梅を形作るためにクッキー型を使い、きれいに完成する調理方法をご紹介していきます。また、クッキー型がなく「わざわざ買うのも…」という方でも、一工程加えるだけでねじり梅ができあがります。ぜひ挑戦してみてください♪

【調理道具】

・梅のかたちのクッキー型

・包丁

・ピーラー

【材料】

・にんじん

【つくり方】

1. にんじんの皮をむく

2. 人参を3cm幅の輪切りにする

3. クッキー型を使い梅の形にくり抜く

      クッキー型がない場合は五角形に形を形成していく。(写真はクッキー型を使用しない場合)

4. 花びらと花びらの間に5mmほど切り込みを入れる

5. 五角形の場合は各辺の真ん中から中央に向かって5mmほどの切れ込みを入れる。角に丸みがつくよう切れ込みに向かって面取りをする。

6. 花びらの先端から切れ込みの中心に刃先を向け丸く削り落とす

7. 形を整えて完成

包丁を寝かせ入れるだけ!“大根の扇“のつくり方

【調理道具】

・包丁

・ピーラー

【材料】

・大根

【つくり方】

1. 大根を1cm幅に切る

2. 輪切りの状態から縦半分に切り半月にする

3. 丸みを帯びている方から内側に向かって放射状に切れ込みを入れる

4. 両端の角を切り落とす

5. 切れ込みと切れ込みの間に包丁を寝かせ入れ、段がつくよう削ぎながら形を形成して完成

かまぼこアレンジで食卓を華やかに!

練り物の飾り切りといえばかまぼこを使ったものが定番であり、程よい弾力が形を形成する際に生かされます

こどもと一緒に作ることができる手軽さもあるため、切れ込みを入れるのはお父さんお母さんが担当し、形作りはこどもに任せて食育を楽しむこともできるでしょう。

かわいいのに驚くほど簡単なうさぎの飾り切り手綱バラは、家族で一緒に作るのにぴったりです。ぜひお子さまを誘って試してみてはいかがでしょうか?

かまぼこうさぎ

【調理道具】

・包丁

【材料】

・赤かまぼこ

・黒ごま

【つくり方】

1. かまぼこを1cm幅に切る

上部のピンク色の部分がめくれるよう(リンゴでうさぎをつくるようなイメージ)

紅白の境目に切れ込みを入れる

2. めくれた部分に縦に切れ込みを入れ折りこむ

(お好みでうさぎの目となるよう黒ゴマをのせて完成!5歳のこどもも楽しくお手伝いしてくれます!)

手綱

【調理道具】

・包丁

【材料】

・赤かまぼこ

【つくり方】

1. かまぼこを1cm幅に切る

2. 上部のピンク色の部分がめくれるよう紅白の境目に切れ込みを入れる

3. 両端を残し真ん中に2cmほど切れ込みを入れる

4. 切れ目を真ん中の切れ込みにクルっと入れて完成!

かまぼこバラ

【調理道具】

・包丁

【材料】

・赤かまぼこ

【つくり方】

1. 1~2mmほどにスライスしたかまぼこを3~4枚用意する

2. 1枚目を手前から奥にクルクルと巻いていく

3. 手順2で巻いたかまぼこをスライスしたかまぼこに乗せ、2枚目のかまぼこも手前から奥へと巻いていく(残りのスライスも同様に巻き付けていく)

4. つまようじで巻き終わりを止めて完成

かまぼこの飾り切りはとても簡単であり、お皿など器を和風にすると雰囲気もまた一段と良くなります。

普段から使える飾り切りで食卓を華やかに!

いかがでしたか?難しそうな印象のある飾り切りですが、クッキー型の利用や簡単な包丁使いで誰もがトライできる調理方法でした。特にかまぼこの飾り切りはバリエーションに富み、こどもも一緒に楽しめる点が嬉しいところです。

日本料理は味はもちろんのこと、見た目にもこだわるところが正に”食の美”であり、作り手の想いが感じられるものです。

食べる人の笑顔を誘い粋が感じられる飾り切り。日本の食文化として遠い未来までも受け継がれる和の心と言えるでしょう。

2023年全国厳選おとりよせ!とっておきやのおせち
”食を通じてお客様の人生に笑顔と幸せなひとときお届けしたい”
生産者と専門スタッフの想いを、おせち料理に詰め込んでいきたいと思います。

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㈱オージーフーズ おせち事業部

大好物は大粒の黒豆! 食育アドバイザーという資格を活かし、子どもたちに日本の食文化を広く伝えていきたいと思うワーキングママです♪

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