「おせちはいつ作る?」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
おせちをいつ作るのかは、年末年始をゆっくり過ごすためには重要な課題です。
おせちを焦らず丁寧に作るためには、しっかりと計画を立てることが必要!
余裕を持ったおせち作りは「12月29日に下ごしらえを始め、12月30日、31日に調理する」というスケジュールがおすすめです。
この記事では「おせちはいつから作るのが良い?作る上でのポイントは?」という疑問に、おせちのプロが詳しく解説していきます。
おせち料理といえば、お正月に1年の始まりを祝う料理!日本の素晴らしい伝統ですよね。毎年おせち料理を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
ところでみなさん、おせちを買う派ですか?作る派ですか?
「作る派」の方は、おせちはいつから作り始めていますか?品数も多いので、作り始めるタイミングを見極めるのが難しいのではないでしょうか?
やはり、年末ぎりぎりになっておせち作りに追われるのは避けたいですよね。今回の記事を読んで、上手に段取りを進めましょう!
みなさんは、「おせちはいつから準備すべきなのか」、「どの順番で作るべきなのか」を知っていますか?
今回は、お正月をごゆっくり過ごしていただくために「計画的なおせち料理の準備」について提案をさせていただきます♩
目次
おせち料理いつ作る?ポイントを要約!
おせち料理は「何を作るか」によって多少の違いはありますが、元旦に食べることを基本にすると、「12月29日に下ごしらえを始め、12月30日、31日に調理する」のがおすすめです。
忙しい年末のスケジュールの合間に作ることになるので、もちろんもっと前から準備することもありますが、3日間くらいの余裕を持ってスケジュールを立てられると良いです。
さらに作る上でのポイントは2つ!
1:「日持ちするものから作る」
2:「冷凍保存を活用する」
です。そこで、時間に余裕を持って上手に「作り置き」をし、三が日を存分に楽しめるように、食材の特徴や日持ちの期間など詳しくご説明します!
1:「日持ちするものから作る」
おせち料理は、食材によって日持ちするものとしないものがあります。
その違いをしっかりと理解して、おせち料理づくりをすれば良いということです。
味付けによっても日持ちが変わっていくるので、注意してくださいね。
2:「冷凍保存を活用する」
冷凍保存できる期間は、調理方法や食材によります。
食材によっては、「冷凍保存でも味が変化がしづらい食材」や「冷凍保存で味や食感が変化しやすい食材」など様々あります。
そのため、それらの特徴と合わせて詳しくご紹介します。
<一般的に冷凍保存が可能なおせちの食材>
・栗きんとん
・昆布巻き
・黒豆
・八幡巻き
・味付け数の子
<冷凍保存をおすすめしない食材>
中には、冷凍すると味や食感に変化が出てしまう食材があります。
次の食材をお節料理に使用する際は、直前に作り冷凍することをさけましょう。
こんにゃく
こんにゃくは1度冷凍すると、解凍する際に水分が出てしまい、本来の弾力を失い、硬くパサパサな食感になってしまいます。
竹の子
竹の子は、冷凍することで酸味が増してしまいます。また触感も本来のシャキシャキ感を損なってしまうそうです。
にんじん・かまぼこ・いくら・伊達巻
上記の4商品は1度冷凍することで、冷凍自体は可能ですが、味が落ちやすいので注意しましょう。
筑前煮、たたきごぼう
れんこんやごぼうなどの”根菜類”は家庭の冷凍庫ではなかなか上手に冷凍できません。解凍してからの食感が残念なことになりますので、注意してくださいね。
冷凍保存を上手に活用して「作り置き上手」になりましょう♩
スケジュールで徹底管理!おせち作りはこれで完璧
それでは、いよいよおせち作りのスケジュールを提案させていただきます。下記の日程は、冷蔵保存の場合なので注意してくださいね。
【12月29日】
・黒豆を戻す
・数の子を戻す
【12月30日】
・佃煮(田作)を作る
・昆布を戻す
・黒豆を煮る
・数の子を漬ける
・酢の物(紅白なます、酢れんこんなど)を作る
・栗きんとんを作る
【12月31日】
・昆布巻きを作る
・伊達巻を作る
・煮物(筑前煮、えび煮など)を作る
【1月1日】
・焼き物を作る
12月29日は要注意!?
ここで気をつけてほしい点があります。おせちスケジュールの【12月29日】に注目してみてください。
実は、”29”という数字の中には「二重に苦しむ」という意味があるのだとか。お正月早々「二重に苦しむ」というのは縁起が悪いですよね…。
そのため、「29日のおせち作りは避けたほうが良い」と言われています。そのため、29日は下準備程度の作業にとどめておくことをおすすめします。
いかがでしたか?ぜひ、スケジュールを立てて、計画的におせち作りを進めてみてください!
また、おせちの食材の意味・由来・詰め方まで徹底解説している記事もございますので、ぜひご覧ください♩
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/osechi-imi/925/
とっておきやのおせちは「冷蔵」×「個包装」
とっておきやの「金のおせち」は、18品目が冷蔵個包装でお届けしますので、作りたてと同じようなフレッシュな味わいをお楽しみいただけます♪
解凍の失敗もありません!
全国各地のメーカー約300社の中から、それぞれの食材のプロであるメーカーを厳選しお取り寄せしておりますので、味には自身があります!!!!
ぜひ一度試してみてください!
「金のおせち」の楽しみ方!
弊社の金のおせちは、毎年12月29日~30日の間にお届けしています。冷蔵便でお届けしますので、召し上がるまではご家庭の冷蔵庫で保管してください。外箱ごと入れると場所をとってしまう場合は、中身の各個包装になっている品を箱から取り出して入れて頂くと、冷蔵庫内のスペースを有効活用できますよ。
冷凍された持ち込み済みのおせちの場合、一般的に、召し上がる前日(12月31日)に冷蔵庫に移して解凍して召し上がることが多いと思います。つまり、解凍するまでは食べることができません。
じつはここにも、冷蔵個包装タイプのおせちならではの楽しみ方があります。
私の冷蔵個包装タイプのおすすめポイントは、お正月を待たずして、好きなものを好きな時に食べられることです!私個人的には、イクラが大好きで、毎年年末に届いたらすぐにイクラ丼にして食べちゃいます。。こんな楽しみ方もできるのが、冷蔵個包装おせちのいいところですね。
ただし、早く召し上がる場合は、くれぐれもご家族とお話してからしてくださいね(笑)
お正月に欠かせない「お餅」にも食べるタイミングがある!?
また、お正月といえばおせち料理と同じくらい「お餅を食べる」ことも定番ですよね!
特に、神の力が宿っているとされるお雑煮は、「神様の力をお恵みいただく」という意味を持ち、1年の無事を祈るための伝統的な日本料理です。
そのため、三が日に食べることがおすすめされています。
お雑煮の食べるタイミング
時々、「お雑煮はいつのタイミングで食べるのが正しいの?」という声を聴くことがあります。
タイミングといわれると、「元日の朝」や「元日のお昼」という考えをお持ちの方が多いとのことですが、実は、三が日の間は毎日食べたほうがよいのだとか。
ちなみに、お雑煮の中に入っているお餅は、毎日1個ずつ増やしていくのが縁起が良いとのこと。
とはいえ、元旦にお雑煮を食べないからといって縁起が悪いというわけではありませんのでご安心を!
先ほど紹介した「お雑煮」ですが、弊社のブログ記事にて「お雑煮の意味」がございますので、よろしければぜひご覧ください。
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/osechi-imi/290/
以上、今回は「おせちはいつ作る?」と「お雑煮はいつ食べる?」について紹介させていただきました。
まとめ
おせち料理は、それぞれの商材の特性をいかして作る日にちを調整して下さい。
先のも述べた通り、29日はおせちを作るのを避けた方が良いと言われています。下準備をするくらいにしておきましょう。
手作りする事の多い商材について以下にまとめましたので参考までに。。。
●お煮しめ・・・日持ちがしないので、ギリギリの31日に作るようにしましょう。
●黒豆・・・炊いた後に、ゆっくりと味を染み込ませた方が美味しいので30日に作り、煮汁ごと容器に移し冷蔵保存がおすすめです。
●栗きんとん・・・甘さがしっかりしているので、煮物に比べると多少は日持ちがします。そのため、30日に作って冷蔵保存し、年始早めに召し上がって下さい。
今年は大切な年の始まりに、素敵な1年になることを願って縁担ぎをしてみてはいかがでしょうか?

株式会社オージーフーズおせち案内人中井

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